【 初夏の山岳渓流で過ごした一日 】

Category : 釣り:釣り歩いた日々の記憶

世の中GWに突入した人も居るであろう4月末。
そんなの気にせず、今日もひっそりと流れる山奥の川へ。

軽トラックの窓を全開に、新緑の香りに包まれながら入渓場所を目指す。
車を止めてタックルを準備し、のんびりと川へと降りる。

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あぁ、夏じゃなくてヨカッタ。
空き家となったも猛者どもの不夜城。

渓流に掛かる橋の下ではよくある風景。
撤去した跡が何箇所もあるので危険地帯認定。
もう少し暖かくなったら要注意だなぁ。

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こちらにしては遅めかな?タラの芽が芽吹いている。
度重なる採取に耐え、必死に芽吹いたであろう。

幹はしっかりしているが、芽はどことなく痩せている。
良識ある人が、しっかりと芽を残しているから枯れることはない。
食したいのは山々だが、手をつけずに残しておこう。

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今日はいつになくいい状況。
あちこちでライズするヤマメを、散らさないように手前から丁寧に勝負。

元気よくフライに飛び出すたびに、綺麗な魚体のヤマメがネットに納まる。
フライが着水する前に飛びつくヤツも居るくらい活性は上々。

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こちらに気づき、水面で硬直するシマヘビ。
ジーっとこちらを見ているけど、キミ、流されてるから・・・・。

放っておいたら足元まで流れてきそうなのでロッドでつっつく。
何するんだよ・・・と面倒臭そうに流れを横切っていった。

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ヒゲナガよりも体高があり、真っ黒で大きなトビケラ。
ヨツメトビケラである。

オスには翅に白い模様がある。
これは模様が無いのでメスということになる。

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薄っすらと青みがかったヤマメ。
オドリバエに狂喜乱舞していたところを邪魔してしまった。

魚は完全に水面を意識。
相変わらずライズもしているし、いい場所を叩けば水面を割って出る。
こんなに魚濃かったっけ?と思えるほど。

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ガサガサッ!と音がしたので、振り返るとはじめて見るアイツが。
ヤマドリ、いやコシジロヤマドリだ。

美しく長い尾、上品な赤茶色の羽。
思わず石を投げて仕留めてやろうか?と思うくらい、のんびりしている。

コシジロは狩猟対象ではないから「鉄砲所持したら覚えてろ!」とは言わなかった。
腰の白くないヤツを連れてきておくれ。
ヤマドリに魅せられ、専門に追いかける猟師の気持ちが分かるような気がした。

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道路の真下で見つけた、鹿の白骨死体。
恐らく車に驚いて道から外れたはいいが、急斜面で滑落したのだろう。
角が欠けていることから、頭部から落ちたのかもしれない。

よく見るとあたりに毛や骨が散らばっていた。
猪や狸、カラスなんかが死体にありついたのだろう。

これも何かの縁か?
山神様に「頂いて帰ります」と告げ、角のついた頭部だけを頂いた。

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今日もデカイのは掛け損なった。
アワセの入れ方をロッドごとに使い分けていないのが原因。
まぁ100発100中じゃ、面白くないし!と開き直ってみる。

このサイズがアベレージだけれど、とにかく数が伸びる。
昨日とは違う場所だけれど、急に状況が良くなっている様子。

宝石とか女王とか言うけど、ヤマメの魚体に見入ってしまうのはいつものこと。
背中から見るとパーマークとマダラ模様が、不思議と川床に同化させてしまう。
外敵から身を守るための進化だが、美しさも同時に手に入れるとは恐るべし。

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今日もとにかく釣った。
岩に腰掛、煙草を蒸かしながらライズするヤマメを眺める。

「あいつ掛けたら帰るか。」
そう決めると、いっつもヤマメにしてやられる。

ゆっくりとフライを着水させ、フィーディングレーンに乗せて流す。
そろそろ出るぞ・・・バシャッ!

アワセを入れるが反転一発。
まぁ、いつものことだ。








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プロフィール

牧 浩之

Author:牧 浩之
・職業:猟師・西洋毛鉤釣職人
 
・狩猟の獲物は余すことなくできるだけ利用。羽や毛皮は仮剥製およびなめし加工をして、毛鉤用素材として販売しています。

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