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【 鹿を止めると思うこと 】

Category : 狩猟:山野を駆け巡った軌跡

マガモやヒドリガモ、コガモなど、マテリアルに使う鴨類の付場を把握。
どの時間帯に、どの場所で、どの種類が、どの距離で。
これらのデーターが大分、頭の中で整理できました。

今日も罠の見回りをしてから、あちこち川を廻ろうと計画。
まぁ今日も空振りでしょうと、順々に罠のチェックを開始。

最後の場所を歩いていると、前方に鹿を発見!
今日は鴨狙いに行くので、見逃してあげましょう。
と思いきや、どうも鹿の動きが怪しいのである。

P1011270.jpg

お見事!今月6頭目の鹿が掛かっていました。
若いオス鹿ですが、体はしっかりとしています。
早朝ですから鹿の吐く息が白く、生命の鼓動が伝わってくる。

山の恵みに感謝し、手を合わせ望む姿で生まれ変われるよう祈る。
猟銃に弾を込め、頚椎に狙いを定め引き金を引く。
バン!と静かな森に銃声が響くと同時に、鹿は横たわる。

猟銃を所持し、スラッグ弾を使って止め刺しを行うようになって分かった。
やはり刃物での止め刺しは、少なからず苦痛を与えているのではないか。
銃による止め刺しと異なり、息を引き取るまで時間がかかる。
頚椎を打ち抜けば一瞬にして鹿は落ちる。

鹿が落ちたら喉元から胸部に向かってナイフを入れる。
湯気を放ちながら、勢い良く流れ出す血液。
つい数秒前まで生きていた証。

こうやって命を奪い、僕は命を繋いでいく。
肉は自らの食事、細かいものや筋は愛犬達へ。
毛皮はこの手でなめし加工をし、毛鉤の素材にして収入を得る。
奪った命は決して無駄にしない。
できるだけ利用する。
それが猟師。

我が家では愛犬達が待っている。
何が入っているか分からないドッグフードなんて食べさせられない。
人間社会で人間の都合を押し付けている。
せめて食べ物くらい、本来の食性に近いものを食べさせてやりたい。

そこには正解も誤りも無い。
ただ生きようとする者達のやりとりだけがある。

どんなに誠意を尽くそうが、どんなに供養しようが、鹿は決して許してくれないだろう。
それでも僕は猟銃を担ぎ、時に川へ、時に山へ、獲物を求めて自然に飛び込む。
それが僕の今の猟師としての生き方だから。





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テーマ: 狩猟・ハンティング
ジャンル: 趣味・実用

プロフィール

牧 浩之

Author:牧 浩之
・職業:猟師・西洋毛鉤釣職人
 
・狩猟の獲物は余すことなくできるだけ利用。羽や毛皮は仮剥製およびなめし加工をして、毛鉤用素材として販売しています。

・当ブログはリンクフリーですが、記事の引用等は無断転載はお断りしております。転載などありましたら一言いただけると嬉しいです。
 
・お気軽にメールください。釣場情報や加工技術等はお答えいたしておりません。生活が掛かっていますからご理解ください。獲物の肉の販売は致しておりません。
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