【復刻版:シリコーンスメルト】

Category : 釣り:フライタイイング

※この記事は旧ブログより復刻・移植版です(一部追記)


NZでアルバイトをしていた時に教わったご当地ストリーマー。
マテリアルはストリーマー用フックか大きめのニンフフック、もちろんスレッド、オバールティンセル。
そしてシリコーン、サランラップ?です。
で、どんなフライパターンかといいますと・・・・。

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こんな感じのベイトフィッシュパターンです。
本物はヘッドのところに油性ペイントなどで目玉が書かれています。
写真のものはシールタイプのアイを使っています。
スメルトと呼ばれるワカサギのような小魚のイミテーションですね。

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まずは下巻きを施したらテールとしてオバールティンセルを取り付けます。
オバールティンセルの切り口はほつれやすいので、あらかじめ接着剤などで固めておくといいかもです。
長さ的にはシャンクと同じ長さかな。
まぁそこらへんは好みでかまいません。
目安としてはフライの後部がオバールティンセルの末端から1~2cmくらいになります。

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次にボディです。ぐるぐると隙間ができないようにオバールティンセルを巻いていきましょう。
強くオバールティンセルをつかみながら巻くとほつれちゃうので注意です。
そういえばオバールティンセルを使ったパターンって、最近は余り見かけませんね。
かなり使い勝手のいいマテリアルだと思うのですが。

ちなみにボディーとテールは同じ素材を使うのがご当地流のようです。
シルバーやゴールドといったオバールティンセルなんかが定番。
夜釣り(タウポ湖では夜12時まで釣が可能)用に蓄光マテリアルを使ったものなんかも。
トラウト用だけではなくフックを変えればソルトパターンにも転用できますね。

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ボディを巻き終えたらフィニッシュ。
アイを取り付ける場合はこの時点で行います。
ご当地流はペインテッドアイですが、シールタイプのアイが手っ取り早いですね。
あ、ウェイトを入れる場合は内蔵を意識してレッドワイヤーをむき出しなんて手法も。
ヘッドの後ろに赤いマテリアルをつけて流血スタイルなんてのも。
工夫次第で色々なバリエーションがたのしめますよ。
さて、タイイングはここで終わり。ここから工作のお時間です。

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長方形に切り出したサランラップを用意したら、その上にシリコーンをぶにゅ~っと出します。
仕上げたいボディの太さにあわせて、シリコンの量を調節してください。
仕事柄、使う量が半端無いので僕はガンタイプのシリコーンシーラントを使っています。
この時にパールやボディと同色のラメなんかを入れちゃう人は通ですな。

あ、サランラップを使うと、出来上がりはかなり硬質になります。
サランラップは剥離が難しく、オーバーボディとしてそのままフライの一部になります。
ですんで思ったよりも硬いボエィになります。

シリコーン本来の柔らかさを活かしたい倍は、透明なゴミ袋を使ってください。
ゴミ袋ですとシリコーンが綺麗に剥離できますので、シリコーンのみのボディが作れます。

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垂らしたシリコーンの上にフライを投入します。
まずフックアイがシリコーンで埋まってしまわないように気をつけてくださいね。
硬化してからだとフックにしぶとくこびり付くので除去がとても面倒。
テールの部分はニードルなどを使ってシリコーンに埋め込んでいくとうまくいきます。

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埋め込みが終わりましたらフライの背中部分を中心に折りたたみます。
この時に背中に空気が入らないようにしてください。
折りたたんだら指先などでシリコーンの形状を整えて乾燥させます。
密閉状態ですので時間がかかります。
2~3日あれば硬化すると思いますので気長に待ちましょう。

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硬化がおわりましたらお好みの形状にカットすれば完成です。
テールの形状を変えたりと色々試してみてください。

maku202.jpg

ステンレスフックにタイイングした「海用」バージョン。
テールは入れずにシャンクに内臓を意識してレッドワイヤーを巻いてあります。
ウェイトを持たせたくない場合はオバールティンセルを巻きます。

中々、分かりづらい部分もあるとおもうので・・・
雑ですがムービーをご用意してみました。










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プロフィール

牧 浩之

Author:牧 浩之
・職業:猟師・西洋毛鉤釣職人
 
・狩猟の獲物は余すことなくできるだけ利用。羽や毛皮は仮剥製およびなめし加工をして、毛鉤用素材として販売しています。

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