【 偶然が重なり一弾二鹿!! 】

Category : 狩猟:山野を駆け巡った軌跡

連日、鹿の動きが活発で、好調な罠猟。
それとは裏腹に、今朝は何の反応も見受けられず。
まぁ、そういう日もあるかと早々に撤収。

ところがどっこい。
日の出時刻頃に通った時には姿を見なかった杉林で、鹿の群れを発見!
それも数頭とかいうものではなく、20頭規模のまとまった大きな群れ。

少し離れた場所から林に入り、鹿の動きを見ながら距離を詰めます。
レンジファインダーで距離を測ると82.5m、およそ80mの間合い。
見通しがよく鹿からも動きはバレバレなので、杉の木の幹に身を隠し射撃準備へ。

バックストップと矢先の安全を確認できたので、スラッグ弾を装填。
ゆっくりと照準を合わせながら安全装置を解除し射撃。
一目散に散る群れの後ろで、鹿が倒れたのを確認。
追い撃ちはせず、倒れた鹿の回収へと向かいます。

狙い通り照準をあわせた鹿が、木の根元に倒れていました。
肉付きも良い若いメス鹿です。
さぁ血抜きして回収だなぁと思った瞬間・・・・。

P1012567.jpg

あれ?
鹿がもう一頭、転んでいる・・・・。

写真左側方面から射撃したんですが、木の根元に転がっている鹿を狙いました。
どうやら一頭目に着弾した後、貫通して後方にいた別の鹿に着弾した模様。
群れで固まっていたので、偶然にも2頭を同時に射止めるという珍しいことが。

回収後、先輩猟師に自慢したところ、たまーにあるよーって返り討ちに(笑。
どうもここら辺の鹿は警戒すると、群れが固まることがあるそうです。
ですので重なった鹿に照準をあわせると、このようなことが狙えるってわけ。

P1012576.jpg

射撃地点から照準をあわせた鹿がこちら。
そこそこの角が生えたオスもいましたけど、肉優先でメスを狙いました。

少し弾道が右にズレ、アゴに着弾した様子。
80mと距離がありましたので中るか不安でしたが、見事的中しました。
着弾した弾頭はそのまま貫通し、後方にいた鹿をさらに撃ち抜いた様子。

P1012575.jpg

こちらの鹿は頚椎のやや下側に着弾していました。
狙った鹿よりすこし小振りですが、こちらも肉付きのよいメス鹿。

胸元にナイフを入れ、心臓上の血管を切って血抜きを行います。
その間、もしかしたらと思い、周囲をよく観察。
さらにほかの鹿に着弾し、走られている可能性も否定できなくはありません。
しかし血痕は見当たりませんでしたので、2頭の回収を行いました。

ウェアブルカメラで撮影していたら、驚きの瞬間がとれていたかもなぁ。
そんな事を考えながら、2頭を林道まで引き上げるのは重労働。
そこから自宅に戻り、連続して2頭の解体作業です。

今日も食卓には鹿肉料理が。
贅沢な冬を満喫しています。



※獲物の出血シーン等があるため年齢制限をかけています。





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牧 浩之

Author:牧 浩之
・職業:猟師・西洋毛鉤釣職人
 
・狩猟の獲物は余すことなくできるだけ利用。羽や毛皮は仮剥製およびなめし加工をして、毛鉤用素材として販売しています。

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