【 コール猟の見切り 】

Category : 狩猟:狩猟のあれこれ

地元では10月中旬から12月初旬まで、鹿のコール猟が楽しめる。
この時期はシカの繁殖期で、オスが縄張りを持ちハーレムを形成する。

コール猟はシカ笛でオスの求愛の鳴き声を真似、オスを呼び寄せて射獲する。
この時期のオスは縄張りでメスを呼ぶ他のオスを排除しようと、声のする方に寄ってくる。
こういった習性を利用して、シカを騙し撃ちするという猟法。

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使うのは、輸入物のシカ笛。ディアコールってやつだ。
何種類か市販されているけど、僕が使っているのは写真のやつ。
ロングレンジとショートレンジと2種類入っていたけど、使うのはショートレンジ。

笛を吹きまわるわけじゃないので、遠くまで聞こえる必要は無い。
それに音がでかいと、シカが自分より強いって勘違いして寄ってこないんじゃ?
とまぁ、一般的な考え方とは、自分の場合はちょっと違う。
実際、ショートレンジしか使ってないけど、ちゃんと実績出てますしね。

ちなみに、チューニングとかは一切していない。
ゴムの位置をずらしてはいるけれど、それ以外は購入時のままだ。

コール猟にも猟場の見切りってのは必要。
一人空しく森の演奏会になりたくなかったら、ちゃんと場所の見極めをしたほうがいい。
手当たり次第吹いたからって、そう簡単にはオスとは出会えない。

笛を吹くのは日の出から、おおよそ2時間以内ってところ。
あとは夕方、3時半から4時半くらいが勝負。
夜に近ければ近いほどいいが、発砲時間制限や回収やらあるので時間が決まってくる。

場所的には朝日や西日が当たらずに、森がだれている印象の場所。
寒い感じの見通しが良い、斜面になった杉や檜の植林地が僕のお気に入り。

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こんな感じで、杉に混じって若い雑木が混じっている場所がいいかな。
斜面の下側が沢だったり谷間だったら、より確実だと思う。

あとは足跡の濃さ。
無数の足跡と、一回り大きいシカの足跡が混ざっていれば群れが近い。
これだけの条件が揃っていれば、コール猟での捕獲成功率はかなり優秀だと思う。

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シカの寝た跡も、判断材料。
新しければ新しいほどよろしい。

特に朝方のコール猟では、重要な判断材料。
触って暖かさを感じれば、すぐそこに群れが居るはず。
まぁ察知されて逃げられた可能性も否定できないけど。

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なんといっても新しい角研ぎの跡がなけりゃ話にならない。
新しくかつ大きい研ぎ跡は、角の大きいオスに出会う判断材料。

こういった痕跡が重複すれば重複するほど、遭遇率は高くなる。
実際に僕がコール猟で場所を選ぶ時の判断材料。

それと一度、獲物を射獲した場所は、数日後に別のオスが入ることが多い。
実際、今季も同じ場所で、3頭ものオスを笛で騙し撃った。





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プロフィール

牧 浩之

Author:牧 浩之
・職業:猟師・西洋毛鉤釣職人
 
・狩猟の獲物は余すことなくできるだけ利用。羽や毛皮は仮剥製およびなめし加工をして、毛鉤用素材として販売しています。

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