今日は朝から雨。
昼頃には止む予報だったので、のんびり見回りに行こう。
そう思ってたんですが、地元の農家さんから朝一で電話。
「浩之君の罠にふとかイノシシが掛かっちょっとよ!」
え?
空気銃じゃ無理そうな雰囲気なので、散弾銃とスラッグ弾を持って現場へ。
掛かっていた場所は、先日、罠を迂回されてしまった獣道でした。
車を止めて罠を掛けた場所を見ると、すり鉢状に地面がえぐられイノシシの姿も。
おー迂回したやつに違いない。
これは70kgは余裕であるなと近づいてみると、なんか様子がおかしい。

うまいことワイヤーが倒木に巻きつき、イノシシが吊り上げられている状態に。
完全にぶら下がっている状態なので、イノシシの動きが完全に封じられている。
念のため慎重に近づいて、ゆっくりと狙いを定めて止め撃ち。
血抜きをして引き出そうとしたら、先輩猟師さんから電話。
「浩之君が昨日、取り逃がしたヤツ。こっちの罠に掛かったぞ!。」
不思議なこともあるものです。
昨日は罠を踏んだけど、罠の腕が木の根に引っかかって不発。
足跡から、かなりの大物と推測していました。
僕の場所で異変を感じると、通りを変えて先輩猟師さんの罠場に行く傾向が。
なので次は先輩のところに行くはずですよと、昨日話していたところでした。
そんなうまくいくもんか。と先輩は思ってたそうですが、予感が的中。
僕も状況を説明すると、そのまま散弾銃で止めうちしてくれとのこと。
すぐにイノシシを引き出して、先輩のところへ直行。

あぁ!僕がちゃんと罠を掛けてりゃ、これ獲れてましたよね?
自分が獲りたかった!うおおおお!
先輩猟師さんは大笑いしとりました。
自分が獲った70kgが小さく見える大猪です。
発情前の脂が乗った時期だったら100kgあったんじゃないかというくらい。
二人で必死に引き出して、先輩猟師さんの家で解体することに。

泥まみれだったイノシシを洗うと、先輩猟師さんが獲ったイノシシが輝いた。
全身の毛が金色の、本当に黄金猪という表現がピッタリ。
毛が赤茶色の赤猪はよく見るけど、ここまで鮮やかなのは初めて。
それにしてもまさか二人して大物を仕留めるとは。
自分と自分が尊敬する猟師さんが、同じ日に大物を仕留めるなんて滅多にないこと。
貴重な一日になりました。

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