【2頭目の鹿毛皮なめしが最終工程へ】

Category : 狩猟:獣類の毛皮なめし

寒い!でも寒いのは仕事的には大歓迎。
というのもですね、寒い方が革なめしが失敗しにくいんです。
それにちょっとでも温かいと、獲物の解体から毛皮の下処理の際にあいつらが。
恐ろしく大きいハエどもが、どこからともなく飛んでくるんですわ。
寒くなると姿を消しますので、衛生面でも寒い方がよろしいワケです。

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さてさて、2頭目のメス鹿の毛皮なめしが、最終段階に入りました。
あとはしっかりと両面を乾燥させ、部位別に切り出せばマテリアルとして完成です。

ちなみにうっすらと黒ずんでいるのは、毛根の色で腐っているわけではありません。
毛の保存を最優先していますので、スクレイプ時にかなり念入りに作業しているんです。
ですのでかなり薄い仕上がりになっております。
ただあまり念入りにやりすぎると、ペラペラの紙のようになってしまうので加減が大事ですね。

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肝心のオス鹿も、着々と出来上がりつつあります。
これはタテガミの部分で、マテリアルでは「メーン」として流通している部位。
さすがにキュウシュウシカのメーンは、恐らく、市場初登場といっていいかもしれませんね。
ムースメーンよりもかなり細く、ストレートな黒いヘアは小型フライのテールに使えます。

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こちらは首まわりのヘア。
ライオンではありませんけど、シカのオスも首周りは立派な毛が生えるようです。
メーンよりも太めですが、先端部は褐色をしております。
こちらもテール用マテリアルとして、かなり使い心地がよろしいですね。

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最後にボディヘア。
メスのものと比べると若干太く、少しゴワゴワ(エゾジカよりはストレート)とした感触です。
オスのボディヘアはハリがメスのよりも強いので、パリっとした感触のウィングが作れます。

ほかにも色々な部位がありますが、キリがありませんのでまたいずれ。
気になる方はご連絡頂ければ、ご希望に沿った部位をご紹介いたします。
なおご予約も承りますので、待てない!方は一度ご連絡ください。






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プロフィール

牧 浩之

Author:牧 浩之
・職業:猟師・西洋毛鉤釣職人
 
・狩猟の獲物は余すことなくできるだけ利用。羽や毛皮は仮剥製およびなめし加工をして、毛鉤用素材として販売しています。

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